2016年1月20日水曜日

ちょっとワイルドなカサゴ


こんにちは、龍の壺スタッフ ナッキーです。

最近はかわいい食べ物が増えましたよね。
先日行ったカフェででてきたパフェ♡♡女心をくすぐられました〜
食べるのかわいそうだったけど^^;

さて、今日は私も大好きなカサゴについて。



カサゴの呼び名は実は関東近辺のようで、
東北ではハツメ、四国ではガシラ、九州北部ではアラカブの名で
とても馴染みがある魚です。

磯の岩礁や藻に住みつく魚を磯魚(いそうお)と呼んでいますが
その代表格がカサゴです。
外見は尖った背びれ、腹鰭、尾鰭に強いとげが大きく伸び、
口も大きくちょっとワイルドな感じです。

江戸時代は勇ましい姿が武家に喜ばれ
端午の節句にはお膳に祝魚として用いられたようですよ。

山陰地方では、通常岩場や浅瀬に棲むカサゴと
沖の水深100m~500mに生息しているカサゴを
「沖カサゴ」として珍重しています。
深い海底で育った沖カサゴは身に脂が
のり干物にすると、厚みのある美味しさにビックリします。

地域によって料理の仕方も様々ですが、
白身魚としてとても上品な味を堪能できるのはやはり刺身でしょう。

九州の料理屋ではアラカブは
丸々1尾煮つけででてくることが普通です。
甘辛醤油で焚きあげ、タレがたっぷり染み込んだ身は、
白身にしては脂が多く、また身の締りがよく、煮魚として最高の味です。

また味噌汁に入れれば出しのよく効いた
体の芯まで温まる美味しいお汁が出来上がります。

1年中出回っているカサゴで
いつでも美味しく食することができますが、
日本以外ではヨーロッパのフレンチのシェフが好んで使っているようです。
美味しさは万国共通ですね。



福岡市博多区中洲2丁目5−15 第1ラインビル 1F
TEL 092-282-1010 
営業時間:18:00~翌3:00 
定休日:日曜日









0 件のコメント:

コメントを投稿