年末ですね。皆様もご多忙な記事かとも思います。
私事ですが、本日久しぶりに実家に帰省しました。
やっぱり実家というのは落ち着きますよね。
それで、久しぶりに笑わかせてもらいました、うちの母に。
うちの母はかなりぶっとんでいて、
今日買い物をしている最中の発言。
母「最近あちこちでウィーフィーが使えるのね。」
一瞬「?」と思ったのですが、母の視線の先には
「Wifi使えます」
なかなか面白い母であります(笑)
さて、話は変わり、今日のテーマは「蛸」。
蛸って老若男女問わず、みんなからの人気者ですよね。
そんな蛸ですが、蛸を獲る漁法はほとんどが蛸壺漁で、
体を保護する殻のないたこは身を守るため
岩場に隠れる習性を活かして昔から行ってきました。
海底から壺を引き上げる時でも
壺から逃げるたこはほとんどいないそうで、
案外不安症の性格なんですね。
日本ではやはり明石のたこが有名ですね。
明石産の真蛸は、歯ごたえ・風味ともに最高と言われ、
特に産卵期の夏にとれる1尾400g前後の
小型のたこがとても美味とされてます。
明石の魚棚商店街を歩いてみると、
生・ボイル・蒸し・干しのたこがまるまる1尾で店頭に並んでいて、
流石はたこの産地と驚かされます。
地元の方は、生のたこを買って帰り、家庭で塩もみした後、
茹でたり、蒸したりして食べるのが普通のようです。
茹でたての湯気が立つプリプリとしたたこの食感はたまりません。
味付けしたたこの柔らかに煮も
まろやかな味とたこの旨みがほどよく絡み合ってお勧めです。
北海道では、水蛸といわれる種類のたこが人気です。
たこ類では最大だけあって体長3~5mにもなり、
燻製加工などすると足1本だけで商品になるほどです。
大味で食感が真蛸より劣るといわれてますが、
大型の足を薄くスライスして食べる
たこしゃぶは水蛸ならではの味わいです。
また体の大きさから含まれるタウリンの多さでも
真蛸を上回るヘルシー食材でもあります。
世界的にも日本人が好きな(消費量も多い)たこは、
やはり美味しいからこそであり、
独特の食感は他の食材では得られがたい貴重な味わいです。
これからもひっぱりだこになることまちがいないでしょう。
福岡中洲の寿司屋 -鮨と炙り 龍の壺-
福岡市博多区中洲2丁目5−15 第1ラインビル 1F
TEL 092-282-1010
営業時間:18:00~翌3:00
定休日:日曜日
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