2016年7月15日金曜日

輝く銀色のお魚、タチウオについて

こんにちは、龍の壺スタッフ ナッキーです。
そろそろ夏のお出かけ予定を立て始めてます。景色がいいところもいいんですが、
気づけばグルメをチェックしてたり…(笑)

今回は、地域でブランド化もされているお魚、タチウオについてお話しします。



タチウオには魚としては珍しく鱗がありません。
鱗の代わりに表面が銀色のグアニンという粉状の物質で覆われています。
このグアニンは簡単に取れてしまうので
かつてはラメの材料になっていたそうです。

またタチウオには尾鰭、腹鰭がなく、背びれだけが頭から尾にかけて
途切れることなく続いており、ちょっと古代の魚のような風貌です。

温帯地域に棲息するタチウオは日本でも西日本から九州にかけてが主な産地で、
特に愛媛、大分、和歌山などが有名です。タチウオは漢字では太刀魚と書き、
その姿が太刀に似ているので命名されました。変わった行動は餌をを獲る時、
頭を上に立ち泳ぎすることです。その行動をみてタチウオとする説もあります。

鱗がないタチウオですが、切り身を買う時は表面の銀色が
しっかりと付いていて切り口の肉質が透き通ってピンクがかった色相で
肉質の厚いものを選ぶことをお薦めします。

本当に新鮮でおいしいタチウオを食するなら大分県国東と
臼杵で水揚げされる「銀たち」がお薦めです。

豊後水道の黒潮と伊予灘のおだやかな潮流がぶつかりあう海域で
たくましく育ったタチウオは身が引き締まり肉厚で、
コリコリした歯ごたえのある食感とたっぷり脂ののった甘みのある味を
楽しむことができます。この地域では「くにさき銀たち」「臼杵タチウオ」という
ブランド化したタチウオを出荷しているのです。

これまでの味を一蹴する感動の銀色に輝くタチウオをお試しください。



福岡中洲の寿司屋 -鮨と炙り 龍の壺-

福岡市博多区中洲2丁目5−15 第1ラインビル 1F
TEL 092-282-1010
営業時間:18:00~翌3:00
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