2016年5月23日月曜日

梅雨が美味しいお魚、イサキ

こんにちは、龍の壺スタッフ ナッキーです。
最近雨の日が増えてきましたね。
暑くもなってきて、そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうです。
洗濯物も乾きにくいし、出勤や通学も大変だし、
梅雨が苦手って方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、そんな梅雨が旬の美味しいお魚、イサキについてお話しします。

6月の梅雨時は「梅雨イサキ」と呼ばれ
産卵前の最も脂がのったイサキを味わうことができます。
ゆえにイサキの旬は、初夏から夏とされており、
別名「麦わらイサキ」とも呼ばれています。
脂の乗っていない「麦わらタイ」とは異なり、
薄いピンクがかった白色でやや薄切りにした刺身は鯛にも劣らぬ美味しさです。

漢字では「鶏魚」とも書き、これは背びれが鶏のトサカに似ていることが
由来のようです。幼魚のイサキには3本の暗褐色のタテ縞がありますが、
成魚になると縞は消えてしまい、体調は40cmほどになります。

関東以南で多く獲れるイサキですが、特に四国、山陰、九州では評価の高いイサキが
水揚げされます。特に長崎五島列島の小値賀(おぢか)島のイサキは
尾に「値賀咲(ちささき)」のブランド名が付いたタグがつけられて出荷される
高級魚となっています。イサキは鮮度に関わらず目が白く濁っているので目で選ばず、
エラのツヤ、体の張があるものを選ぶようにしましょう。

かつてはイサキ料理といえば丸ごとの塩焼きが定番で、
焼きあげてしみ出てきた脂で皮の表面が油で揚げたように実に香ばしく、
繊細でほんのり甘味のある身が絶品です。最近は刺身でも食する機会がとても多くなり、
身の歯ごたえと脂ののりを堪能できます。また潮の香りを楽しむには皮を付けたまま
熱湯を通し、氷水でさっと締めた湯引きもおすすめです。


福岡中洲の寿司屋 -鮨と炙り 龍の壺- 

福岡市博多区中洲2丁目5−15 第1ラインビル 1F
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